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自己流でサプリメントを飲むだけでは効果なし!4つの理由と食生活見直しの必要性


ご訪問いただき、誠にありがとうございます。元介護福祉士で食育アドバイザーのあんどうちえです。

健康意識が高い人や美意識が高い人は、積極的にサプリメントを飲む傾向にあります。親が子どもに飲ませている場合もあります。しかし、それはきちんと効いているでしょうか?

自己流でサプリメントを飲むだけでは、はっきり言って効果はありません。今すぐに原因を突き止める必要があります。

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サプリメントを飲むだけでは効果なしの理由

オーソモレキュラー療法(栄養療法)では、ひとりひとりに合った栄養素(サプリメント)を使って治療を行います。

しかし、ただ単にサプリメントを使用しているわけではありません。血液検査やその他の検査(※1)に基づいて、体内の状態を把握した上で、患者さんに必要な量のサプリメントが処方されます。サプリメントのみで改善が難しい患者さんには、点滴による治療も行います。

胃腸の不調

胃や腸の不調を自覚している方はまだいいのですが、全く自覚症状がない方も多いです(消化も吸収もできていないのに食べられる)。

私たちの体には無数の菌が存在しています。どの菌も、私たちの体内にある栄養素を餌にして生きています。食事や生活習慣のバランスが取れていれば悪さをしないのですが、偏った食事や生活習慣のせいで悪玉菌が活発になり、何らかの不調が起こります。

数ある菌のなかで最も注目したいのが、胃に住み着くピロリ菌と、腸に住み着くカンジダ菌です。

ピロリ菌やカンジダ菌が住み着いていると、胃や腸の働きが弱くなり、必要だと思われる栄養素を入れたとしても吸収できません。これは、吸収率の高い医療用のサプリメントを使用した場合も同じで、変化が出にくい傾向にあります。

オーソモレキュラー療法(栄養療法)を受けていれば、医師が胃腸の不調を読み取り、ピロリ菌やカンジダ菌を除去する治療を優先します。

しかし、自己流でサプリメントを飲んでいる場合は、体内の様子を知ることができないため、どんなに頑張っても不調は治まりません。

サプリメントの質

  • 量が多すぎる
  • 吸収率が悪い
  • 記載されている栄養素が含まれていない
  • 添加物が多い
  • 使われている栄養素が栄養改善に向かない

など

理由はさまざまですが、サプリメントの質は改善の有無に関係します。

海外製のサプリメントに多いのですが、「本当に入ってる?」と疑いたくなるくらいに、1粒や1カプセルに含まれる栄養素の量が多いです。

GMP(※2)によって管理されているサプリメントに関しては、記載している量が入っていることもありますが、量が多いから体にいいということはありません。人によって、必要な量は違うからです。

もし、必要以上の栄養素を取ってしまった場合、かえって体に負担をかけてしまうという結果にもなりかねません。サプリメントとはいえ、過剰な摂取は薬の副作用と同じような不調を起こす可能性があります。

吸収率も大いに関係します。吸収率が悪ければ、血液検査データは変化していきません。

栄養素が含まれていないという悪質な場合は、当然ですが効果なしというのは言うまでもありません。

添加物に関しても、毎日のように摂取するとなれば、添加物に対しても栄養が使われていくので、体には負担をかけてしまいます。

サプリメントに使われている栄養素も、効果の有無に関係します。同じ栄養素でも、天然なのか人工なのか、天然でも何を使っているのか、相互作用のある栄養素が配合されているのかなどで、大きく効果に違いが出ます。全く効かずに、体に負担をかける場合もあります。

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サプリメントの量と組み合わせ

オーソモレキュラー療法(栄養療法)では、血液検査データ等から栄養素の不足を読み取り、至適量(最適な量)をサプリメントや点滴で補っていきます。

ところが、市販されているサプリメントに書かれている1日の量は、食事から摂取できる栄養素を加味した上での必要最低量です。体の不調を治したい人が、書かれているだけの量を飲んでも足りません。

また、サプリメント類の組み合わせも重要です。治療レベルでは、何を優先するかを考えてサプリメントが処方されます。しかし、自己流だと優先すべき栄養素がわからないというところが問題なのです。

例えば、シミにはビタミンCが必要と知り、必要最低量のビタミンCだけを飲んでいてもシミは消えません。体にたんぱく質が足りなければ補う必要がありますし、皮膚の代謝を促すためには鉄も必要です。人によっては、高濃度ビタミンC点滴を必要とする場合もあります。

治療レベルでのサプリメントの必要量は、体内にある栄養素の量によって変わります。必要最低量のサプリメントと組み合わせを無視した摂取方法では、効果は感じられないのです。

インターネットやテレビの情報

体に不調がある場合、インターネットで調べたり、テレビの情報をもとに推測したりしますよね?でも、当てはまる項目が多いからといって、本当の原因がどこにあるかは判断できません。

病態や不調の原因を自分で推測してサプリメントを飲むことは、極めて危険な行為と断言します。

そもそも、医師以外の方は病気を診断できません。車の運転ではありませんが、“かもしれない自己診断”が病気を悪化させることもあります。

例えば、頭痛と一言でいっても、定期的に起こる片頭痛なのか、緊張状態のなかで起こる一時的な頭痛なのか、脳疾患に関係する危険な頭痛なのかによって対処法は異なりますよね?

サプリメントの飲み方も同じで、不足している栄養素を読み取って使用をしないと、“◯◯に効果的”という栄養素であっても、原因が他のところにあれば効きません。

いつまでも続く不調を治したいのであれば、必ず栄養療法を実践している医療機関で原因を突き止めてもらいましょう。

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食生活の見直しが必要

オーソモレキュラー療法(栄養療法)の基本は食生活の改善(糖質コントロール)です。

人の体はサプリメントや点滴栄養で作られるのではなく、口から摂取するもので作られています。代替は不可能なので、食べるものが変わらなければ、栄養素を入れても無駄になってしまいます。

意気揚々とサプリメントをそろえても、お肉もお魚も野菜も少量で、糖質に偏った食生活をしていたら、どんなに良質なサプリメントも効果を発揮しません。

  • スイーツ
  • お菓子(味は関係なし)
  • 麺類
  • 丼物
  • ジュース・炭酸水・スムージー
  • アルコール(一部を除く)
  • 質の悪い油(マーガリン、ショートニング、酸化した油など)
  • カフェイン

日頃の食生活に、これらが多く含まれていると、いつまでも不調は続きます。

糖質を減らした生活をしていても、必要なカロリーや栄養素が摂取できていないのであれば、サプリメントの効果は発揮できません。

気力で何とかできてしまう方も多いですが、気力だけでは耐えられなくなった時に、大きな病気を引き起こします。その後に長い治療生活を強いられるとしたら、それまでの楽しかった人生も台無しになると思いませんか?

好きなものを食べたり飲んだりするのは、たまのご褒美くらいでちょうどいいです。サプリメントを飲む前に、ごく当たり前の食生活を見直しましょう。

この記事のまとめ

  • 胃腸に不調があると、サプリメントの栄養素を吸収できない。
  • サプリメントの質が悪いと、不調を取り除くのは難しい。
  • 不調を改善するほどの最適な量と、組み合わせるサプリメントを知らないと、改善するまでには至らない。
  • インターネットやテレビの情報で自己診断をしてしまうと、病気を悪化させる原因になる。
  • 食生活を見直さずにサプリメントを導入しても、体の不調は取り除けない。

※1.血液検査やその他の検査:詳細な血液検査から栄養解析を行い、必要に応じてIgG食物アレルギー検査・毛髪ミネラル検査・5時間糖負荷検査・メチレーション検査・その他の検査を行います。

※2.GMP:製造中における品質低下や劣化を防止し、安全性の高い医薬品・医薬部外品を審査する第三者の機関です。

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