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栄養療法はやたらと赤身肉をおすすめされるという誤解


ご訪問いただき、誠にありがとうございます。元介護福祉士で栄養カウンセラー(認定ONP)のあんどうちえです。

栄養療法(オーソモレキュラー)では、鉄という栄養素がさまざまな疾患や不定愁訴に関わってくるため、ヘム鉄を含む動物性たんぱく質を積極的に食べることを推奨しています。

ヘム鉄を多く含む赤身肉をたくさん食べましょう!

治療をしている方は診察やカウンセリングで、治療をしていない方は医師や栄養カウンセラーのブログ等で目にしたことがあると思います。

赤身肉だけがひとり歩きして、なぜか栄養療法(オーソモレキュラー)=赤身肉と誤解している方がなんと多いことか!これは間違った解釈なので、誤解を解いていきたいと思います。

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魚にも目を向ける

赤身肉といわれると、真っ先に思い浮かぶのがローストビーフです(私だけでしょうか?(笑))。

しかし、魚にもマグロやカツオといった赤身肉が存在しますし、他の魚にもヘム鉄が含まれています。栄養療法(オーソモレキュラー)では、積極的な魚の摂取を推奨しています。

霜降りならいいけど、赤身肉はかたくて食べる気になれない……。

そんな方は積極的に魚を食べることをおすすめします。魚にも、肉と同じくらいヘム鉄・ビタミンB群が多く含まれますし、うつ病やがん患者に効果的なビタミンDや、オメガ3系のDHA・EPAも豊富です。

刺身・乾物・缶詰を取り入れる

魚料理が苦手な方は、刺身・乾物・缶詰(※1)を食べてみてはいかがでしょうか。

  • 刺身:マグロ、カツオ、アジ、サンマ、イワシ、ブリ、サバ、タイなど
  • 乾物:煮干し、畳イワシ、かつお節、いわし節、ちりめんじゃこなど
  • 缶詰:サバの水煮缶、イワシの水煮缶、サンマの水煮缶、ツナ缶など

生ものが好きなら、お刺身はいくらでも入りますよね?火を入れるよりも栄養価が高いですし、お造りであれば調理を必要としないところがすばらしいです。

乾物は補食(間食)に向いています。かつお節・いわし節・ちりめんじゃこなどは、ご飯の量を減らすためのかさ増し食材として最適です。

缶詰は、調理が苦手な方の救世主といっても過言ではありません。水煮缶をおすすめしますが、糖質の量に注意しながら、時には味付けの缶詰を利用するのもいいでしょう。

出汁を見直す

料理が苦手な方ほど、積極的に出汁を取ってみてください。

ヘム鉄を摂取するという意味では、それほど多くは摂取できませんが、みそ汁やスープの具として一緒に食べてしまえば、少しは力になってくれます。

料亭ではないので、丁寧に取る必要はありません。他の具材と一緒に煮込んで、かつお節や煮干しなどに含まれる栄養素を思い切り摂取してしまいましょう。

出汁を真面目に取ろうとすると面倒ですが、一緒に煮込んでしまうのであれば、子どもでもできますよね?

みそ汁やスープを作るのが面倒であれば、スープボウルにかつお節(30gくらい)と千切ったのりを入れ、少しだけしょう油を垂らしてお湯を注いでみてください。十分においしいスープができます。

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赤身肉をおすすめするのは理由がある

赤身肉には、ヘム鉄の他に亜鉛が豊富に含まれます。鉄と同じくらい重要なミネラルで、皮膚の状態や味覚を保ちます。この他にも、脱毛を防いだり、精子の形成に関わったり、インスリンをコントロールしたりします。

私たちの代謝や精神状態をコントロールするビタミンB群も豊富に含むので、比較的調理のしやすい赤身肉をおすすめするのです。

もちろん、たんぱく質が豊富なので、体を作るために必要であることの説明は不要だと思います。

最もおすすめなのはグラスフェッド牛(牧草を餌にしている牛)ですが、スーパーではなかなか手に入りません。いいお値段なので、まずは牛肉でも豚肉でも積極的に増やすように意識することが大切です。鶏肉は牛肉や豚肉よりもミネラルが少なめなので、レバーを選ぶようにしてみてください(※2)。

この記事のまとめ

  • 肉に偏ることなく、種類の豊富な魚を積極的に摂取する。
  • 魚料理は刺身・乾物・缶詰を利用したり、出汁を取ったりすることで毎日のように摂取する。
  • 赤身肉に含まれる亜鉛やビタミンB群で健康を維持する。

※1.乾物や缶詰は塩分が多いので、カリウムを多く含む野菜もしっかりと食べる必要があります。

※2.豚や牛のレバーもおすすめです。

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