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ストレスだけで太る理由は?糖質制限中でも太った恐ろしい実体験


ご訪問いただき、誠にありがとうございます。元介護福祉士で栄養カウンセラー(認定ONP)のあんどうちえです。

半年間、ガンの治療を続けてきた父が亡くなり、ストレスだけでも太る理由“血糖値の上昇”をリアル体験しました。

食事の基本が糖質制限(血糖コントロール)であるのに、ストレスがどれだけ体に害を与えるのか、実体験を記しておきます。

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ストレスだけで太る理由

ストレスによって食べられなくなるタイプの方は、ホルモンの分泌力が乏しいので当てはまりにくいのですが、ストレスで暴飲暴食したり食事量が変わらなかったりするタイプはストレスだけで簡単に太ります。

ストレスの有無にかかわらず、暴飲暴食は論外ですが、私のように普通におなかが空いて問題なく食べられる方は要注意です。

単純に説明するとこのようなことが体の中で起こります。

喜ばしいことではありませんが、ストレスによって太るという反応がでるのはそれほど悪いことではありません。ストレスによってコルチゾールが分泌されるということは、まだ体がストレスと闘える状態にあるとも言えるからです。しかし、コルチゾールはいつまでも頑張ってくれるわけではありません。

副腎は腎臓の上にある小さな臓器なので、他の臓器よりも疲れやすい臓器とも言えます。そのため、ストレスを浴び続けると、機能も低下してしまいます。

本来ならば、脳や体内を正常に保つために必要な栄養素が、ストレスによってどんどん奪われていってしまうため、疲労感・やる気のなさ・物忘れ・不眠などの不定愁訴が生まれてしまいます。

ストレスによって太るタイプの方であっても、その状態がいつまでも続くと、食べられなくなるタイプの方と同じように絶不調の時期が訪れます。

私のように、日頃から糖質コントロールをしていて、たんぱく質と脂質をメインに食事をしている方であれば、体重・体脂肪が少し増加するくらいで済みます。ところが、糖質が多い食事をしているとプラスαの絶不調に陥るので要注意です。

避けられないストレスが大きいと、栄養不足で消化能力が衰えやすいです。無理に食べる必要はありませんが、食べられる時は消化しやすいたんぱく質(魚がオススメ)をメインにし、調理方法を工夫したり咀嚼(そしゃく)回数を増やしたりして体内での消化活動を最小限に抑えましょう。腸内環境が悪化していると思われる場合は、乳酸菌や水溶性繊維の摂取で整えることが望ましいです。

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糖質制限中でも太った恐ろしい体験談

ストレスの初期

私が強いストレスを感じ始めたのは、父が亡くなる1カ月前くらいからでした。

7月の頭から栄養療法(オーソモレキュラー)と高濃度ビタミンC点滴を導入したのですが、当時は少し食欲も復活し、このまま頑張ってもらえれば抗がん剤治療には耐えられるだろうという希望が出てきました。

腫瘍マーカーも少しずつ下がっていたため、アルブミンの数値が上がってくれば、あと数年は生きられるだろうと予測しました。ところが、8月の後半くらいからは点滴後に復活していた食欲も衰え始め、9月の半ばには以下の状態に陥りました。

  • 氷やガリガリ君を好んで口にするようになった
  • 食事はもちろん、処方されているサプリメントの摂取も難しくなった
  • 体内のたんぱく質量が全く増えない

「復活は難しいかも……」と、父の死が現実味を帯びてきた時に、大きなストレスを感じるようになりました。ただし、この時点でも私の食生活はいつも通りで、体重や体脂肪もキープしていました。まだ、うまく栄養が回っていたと思われます。

耐えられないストレス

9月の半ばの診察では、主治医から別の抗がん剤治療の提案がありました。私の読みは、この治療に耐えるのは難しい=死への加速でしたが、父はやる気満々だったので、最後になるであろう旅行を決行させてもらった後にスタートさせることにしました。

ところが、新しい治療をスタートさせる日の血液検査データで、BUN(腎臓の数値)が急上昇していたため、即日入院となりました。腎臓が落ち着いた時点で、抗がん剤治療をスタートさせるのが主治医の考えで、主治医はこの時点ではまだ諦めていませんでした(私はある程度の覚悟をしましたが)。

この頃、私は2年ぶりくらいに風邪を引きました。風邪を引きそうな時にやっている対策が全く効かず、ストレスによって栄養が奪われて、免疫力も大きく下がっていることを実感しました。

入院から5日後、主治医から「いつ亡くなってもおかしくない状態だと思っていてください。今週かもしれません」とお話しがありました。この時に、初めて自分の力だけでは耐えられないストレスに体がむしばまれていきました。

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睡眠不足で体重&体脂肪増加に拍車

病院からはいつ電話がかかってくるかわからないので、夜の睡眠がだいぶ浅くなっていました。常に交感神経が優位なので、さらに血糖値が上がりやすくなっていたことでしょう。風邪も治らないので、病院で処方してもらった薬を服用することにしました(こういうのも体にとってはストレスです)。

病院へは毎日のように足を運んでいたのですが、状態は一進一退という状態でした。入院直後は欲しがっていた氷やガリガリ君も欲しがることはなくなり、会話ができるだけという状態が続き、「帰宅後か?今晩か?明日の朝か?」とヒヤヒヤする毎日が続いていました。

この頃から体重が1kg増え、いつも通りの食生活でも戻らなくなりました。体脂肪が0.1%単位で日に日に増加し、これ自体もストレスのもとになりました。

いつも以上にやることが増えて、日常的にやっていた家でできる軽い運動(ステップエクササイズやダンササイズ)をする時間が取れなくなっていたので、筋肉の衰えも感じ取れました。

最終結果と対策

主治医の告知から12日後、父は旅立ちました。

葬儀前後は人の出入りも激しかったため、糖質が優勢の食事になりやすかったです。できる範囲で減らしたり、工夫をして糖質を後回しにしたりしていましたが、最終的にはこのような結果となりました。

体重 プラス1.5kg
体脂肪 プラス3.8%

太るのはあっという間ですが、ストレスに耐えられない体の状態で落とすのは時間がかかります。消化吸収能力も衰えているので、今は糖質制限(糖質コントロール)とカロリー制限を実施しています。

カロリー制限は、極端には行っていません。私の摂取カロリーは1,800〜2,000kcalくらいなので、1,700〜1,800kcalくらいに収まるようにしています。脂肪燃焼と筋肉量の復活も兼ねて、運動も再開しました。たんぱく質の量だけは減らしたくないので、吸収が速やかなアミノ酸とBCAAを飲むようにしています(普段は不足していると思う時にプロテインを飲む)。

睡眠不足も解消したかったので、0時前には就寝して8時間くらいは眠っています。睡眠は意外とバカにできません。消化能力の回復や体重・体脂肪の変動に大きな力を与えます。

親の死という避けられないストレスは、今までに経験したことがないほどのストレスでした。これに加えて、葬儀の準備や面識のない方々との会話などで疲労もたまりました。

葬儀が終わった後も、やることが多すぎててんやわんや!自分の仕事ならさほどストレスを感じないのに、初めてのこと続きで、ストレスにさらされています。体内で上手に栄養が回っていると、大きなストレスにも勝てますが、そこまで戻るには少し時間がかかりそうです。

この記事のまとめ

  • ストレスを感じると、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールによって血糖値が上がりやすくなり、コントロールするために分泌されるインスリンの過剰分泌によって脂肪をためやすい体になることがある。
  • ストレスによって暴飲暴食に走る方や、普段の食欲と変化がない方は、ストレスによって太りやすくなる。
  • 糖質コントロールができていないと、ストレス時に極度の栄養不足に陥るため、いずれはコルチゾールを作る材料が減少し、不定愁訴が起こりやすくなる。
  • ストレスが多い時は消化能力が低下しやすいので、消化の良いたんぱく質を食べたり、調理方法を工夫したり、咀嚼(そしゃく)回数を増やしたりして、消化の負担を減らすようにする。乳酸菌や水溶性繊維の摂取で、腸内環境を整えることも大切である。
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